「市場で学ぶ・作る・食べる やさい・くだもの料理教室」開催!第8弾
8月7日(火)、当市場の青果部運営協議会主催の「やさい・くだもの料理教室」が調理実習室で開催され、19組の親子40名が参加しました。
この料理教室は、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を、普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催されており、今年度8回目の開催。
本日の講師は、北海道食育コーディネーターで元北海道栄養士会副会長の山際睦子先生です。
まず、調理実習前に北海道民の野菜・果物の摂取量のお話を聞き、夏野菜が身体に良い理由といった「栄養」についての勉強をしました。(北海道民の野菜摂取量は全国平均よりかなり低いそうです)
そして、先生による調理ポイントの解説開始。
いよいよ調理開始。
本日のメニューは「豆腐の炊き込みご飯」(左下)、「オクラと海藻の味噌汁」(右下)、「野菜と鮭の味噌チーズ焼き」(左上)、「ゆで野菜のサラダ・ヨーグルトソース」(中)、「フルーツサワー」(右上)の5品です。
この5品で262gの野菜が摂取できるそうです。日本人が一日に必要とされる野菜摂取量は350g以上とされていますので、この食事でおよそ75%の野菜がおいしく摂取できますね。
最後に先生から「みなさん、〝まごはやさしい〟って言葉を聞いたことがありますか」?
「まごは(わ)やさしいとは、身体によく、栄養やミネラルなどの豊富な食材の頭文字を並べたものです。私はこれに〝に〟を加えて『まごにはやさしい』を推奨します。」
一日の食事の中に、これらの栄養素を含んだ食材を組み合わせて取り入れることで、バランスのとれた理想的な食事になるそうです。覚えておくと便利ですね。